アクエリアス
低予算のホラー映画は、製作者が自腹を切って撮影するようなものが少なくなく、そうなるとどうしても陳腐で見え透いた映画ばかりが出来てしまう嫌いがある。
舞台俳優・舞台演出家がステージの上で次々と殺されていく「アクエリアス」は、自腹を切ったところでは他のホラー映画と共通するが、監督がイタリアの鬼才ダリオ・アルジェントの愛弟子ミケーレ・ソアビとあって、実にひねりのきいた、まともな作品になっています。
「B級ホラー映画は怖くない」のジンクスを覆す、本気で怖い一本といってよい。
密室、暗闇、見えざる敵、血、女の悲鳴というホラーには欠かせないモチーフがそのまま活かされ、あくまで古典的な手法で怖がらせているところにも共感が得られるが、音楽には工夫も見られ、ソアビの野心をくみとることができます。
イタリア映画は元来どれも音楽がいいが、「アクエリアス」ではビートのきいたダンス・ミュージックを使用しており、アルジェント譲りの異様な恐怖心をかきたてている。
Increasing in Him,
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Topics: ホラー |
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